大量の廃木材が釜山市内の海雲台海水浴場に打ち寄せられ、砂浜を覆った。
釜山市海雲台区は4日「パラダイスホテル前から尾浦入り口まで500メートルの砂浜に、数十トンと推定される廃木材が漂着し、回収作業を行っている」と発表。
関係者は「廃木材は昨年7月、釜山市影島区沖で座礁したパナマ船籍のばら積み貨物船に積まれていたものとみられる」と語った。この木材は影島の海岸で保管されていたが、木材を縛っていたロープが台風により切れ、崩れた状態で波に流されて海雲台に漂着したという。
台風12号の影響で遊泳が禁じられた上、廃木材の襲撃まで受け、海雲台海水浴場付近の商人たちは「バカンスシーズン真っ盛りなのに商売にならない」と嘆いている。
海雲台区は清掃員や装備などを動員し廃木材を片付けているが、当分は海水浴場の運営に支障が出るものとみられる。タオバオ日本語