2014年4月15日星期二

「売国奴と言われても・・」中国ネットは賛否両論

中国の「清明節」にあたる4月5日、南京市の南京大虐殺記念館では被害者の慰霊式典が大々的に行われた。中国の各メディアは式典について「12月13日が南京大虐殺犠牲者の国家公祭日と決定してから初めての清明節で、その意義は大きい」などと報じている

また、日中政府間では、習近平国家主席が3月下旬にドイツで南京大虐殺の犠牲者数を「30万人以上」と発言したことを巡って激しい応酬があった。南京は日中対立の象徴の地となっている。

その南京のネットユーザーが最近、日本に関する文章をインターネット上に発表し、注目を集めた。

ネットユーザーは「南京人は日本に好感を持っていない。私も例外ではなく、日本は邪悪な国で、日本人はみな人食いの悪魔か野獣だと思っていた」というが、 日本の大学に招かれて1年余り滞在した経験で日本に対する見方が変わったという。文章は「漢奸(=売国奴)と非難されるかもしれないが、建前は抜きにし て、日本での見聞と感想を淡々と述べたい」と始まる。

文章はまず、日本で見かけた清掃人が「まったく汚れていないのに、隅々まで力を込めて働いていた」ことや、地下鉄の運転士が「駅に着くたびにいちいち時計を指さして時間を確認していた」といった自らの目撃談を並べ、「日本人は与えられた任務を真剣にこなす」と紹介する。

また、日本人が時間を厳守することについては「慣れてしまえば、仕事や約束など、すべてが正確に進む。みんなが時間を守れば、非常に効率的だ」と記す。日本人の環境意識の高さやマナーの良さ、治安の良さも称賛している。

強調されているのは、日本人の団体意識の強さや役割分担が明確な点だ。大学で、実験の材料を買いに行こうとした際に指導教諭から「貴重な時間を無駄にして はいけない」とたしなめられ、材料を事務員に取り寄せてもらった経験とともに、役割による貴賤の区別がないことを紹介し、「誰もが自分のポジションを持 ち、その仕事に尽力することで組織に貢献している」と高く評価。「日本人は1人では虫でも3人なら龍になる」と称賛する一方、「中国人は1人で龍でも3人 集まると騙し合いや擦り合いばかり」と嘆く。

最後は「一部政治家の言動を別にすれば、今の日本人と、第二次大戦中の(日本軍の)野蛮な行動を結び付けることはできない」などと指摘している。

この文章が発表された後、中国のネットユーザーからは「中国人は確かに文明が欠けるところがあるが、日本から学ぶ必要はない!」「日本は強盗も“真剣”に やるぞ」「日本人の表面に騙されてはいけない」などと反発する意見が寄せられる一方で、「自分も同じように思っていた」「良いものは学ぶべきだ」などと賛 同する意見も多く見られた。タオバオ

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