2014年7月22日星期二

親ロ派が遺体搬出、証拠隠滅と思った

州都ドネツクから墜落地点までは車で3時間。親ロシア派が設けた5カ所の検問を経て、現場に着いた。
 武装した大勢の親ロシア派の戦闘員が付近の警戒を続けている。報道陣は、親ロシア派が自称する「ドネツク人民共和国」が発行した取材許可証を所持していなければ、スパイ容疑で拘束される可能性があり、緊張感が漂う。
 自動小銃を手にした迷彩服姿の民兵が、運転手の身分証と荷物を点検する。検問所周辺では、写真撮影や携帯電話での通話は厳しく規制された。
 現場で気になる話を耳にした。
 墜落直後から何度も現場を訪れた住民は、親ロシア派の武装兵が、ミサイル攻撃で傷ついたとみられる遺体ばかりを選んで、真っ先に搬送するのを目撃したという。……タオバオ代行

2014年7月10日星期四

人気ソフト抱え…「敵対的買収」に危機感

6月の株主総会で会社提案の買収防衛策継続が否決されたゲームソフト大手のカプコン。「モンスターハンター」「バイオハザード」など人気シリーズを抱え、 敵対的買収の標的になる懸念が出てきた。最高財務責任者(CFO)を務める小田民雄副社長に今後の対応などを聞いた。(藤原直樹)

 --平成20年に防衛策を導入してから初めて否決された

 「2年ごとに継続を提案してきたが、反対する外国人投資家の議決権比率で45%まで上昇し、採決はかなりきわどくなると考えていた。否決されたことに大きな驚きはないが、必要だと判断したから提案した」

 --外国人株主に理解を求める活動はしたのか

 「危機感は感じていたので、昨春から1年間、株主の多い米国東海岸を中心に3回ほど説明に回った。しかし、否決されたということは、説明がまだ足りなかったのだろう」

 --そもそもなぜ防衛策が必要なのか

 「カプコンは多くのシリーズ作品を抱え、特に海外でブランド価値を評価されている。ところが、これらのシリーズは簿外資産の扱いで、時価総額にきっちり と反映されていない。海外の投資家からは企業価値が時価総額を上回っているとの分析もある。敵対的買収の対象になる可能性は否定できない」

 --防衛策がない状態で、敵対的買収を仕掛けられたらどう対応する

 「よく話し合って、なぜ買収するのかという部分をしっかりと聞きたい。バイオハザードなど人気シリーズのブランド価値を守っていけるのかが重要だ。買収目的が投機的なら作品の価値下落につながり、ファンのためにならない」

 --海外では米マイクロソフト(MS)が買収に乗り出すとの観測も出ている

 「海外ではいろいろと情報が飛び交っているが、具体的な話はこれまでも現在も一切ない」

 --来年の株主総会で防衛策を再提案するのか

 「買収に対して何らかの対策は必要だと認識している。海外だけでなく、国内投資家も一部反対に回ったので、こうした投資家への説明も尽くす。環境が整えば再提案することになるだろう」タオバオ代行